読むこと、調べることの楽しさや知る喜びを体感する
生徒たちは、8万冊を超える蔵書を誇る図書館を積極的に活用しています。課題解決型の学習が多く取り入れられており、図書館では書籍資料を活用し、隣接するパソコン室ではインターネット上の情報を検索することで、図書情報と電子情報を効果的に併用しています。このような学習を通じて、メディアリテラシーを高めるとともに、多様な考え方や視点に触れ、豊かな思考力と想像力を育んでいます。さらに、電子書籍の利用も可能です。
図書館の特徴
- 1 館内は、多目的なニーズに応えるため、グループで共同学習やくつろぎの時間を過ごせるアクティブエリアと、静かに学習に取り組んだり、じっくり本を読んだりするのに適したサイレントエリアの2つのゾーンに分かれています。
- 2 生徒図書委員の活動を支援し、生徒の声を反映した読書環境や蔵書の整備に努めています。
- 3 レファレンスサービスや読書相談、学習指導は専任の司書教諭が対応します。いつでも答えてくれる先生がいることで、生徒にとって図書館がより身近な存在となっています。
図書館概要
面積・座席:485㎡、102席
蔵書:約82,000冊(2024年3月現在)
雑誌:26タイトル
新聞:8紙
CD:1,650点
DVD:105点
有料データベース:スクールヨミダス(読売新聞)、朝日けんさくくん(朝日新聞)
開館時間
月~金曜日:8:30~17:00
土曜日:8:30~15:00
定期考査中:9:15~15:00
生徒自宅学習期間中:9:00~16:00
※長期休暇中は別に定めます。
貸出冊数等
通常時:1人5冊、2週間まで
長期休暇中:冊数制限なし、次の始業式翌日まで
図書館の取り組み
- 1 読書への誘い
- 中学生のうちに読書習慣が身につくよう、できるだけ多く本と出会う機会を設けています。
- 年2回の読書週間では、「朝の読書タイム」や図書館で本を読む「読書の時間」を実施し、期間中は貸出冊数の制限なく本を借りることができます。
- 生徒図書委員が中学、高校別に毎月発行する「Kichijo Library Press」は、本と生徒をつなぐ重要な役割を果たしています。
- 2 推薦図書
- 毎年、夏休み前には「読書への径(こみち)」という推薦図書リストを発行しています。この冊子には、各教員が選んだ個人推薦図書と教科推薦図書が掲載されています。
- 3 英語多読
- 初級から上級まで対応した英語図書を4,000冊以上所蔵しており、英語科と連携して多読を奨励しています。
- 1年間に読んだ英語の本のページ数に応じて表彰をする「リーディング・マラソン」という活動も実施しています。