3日目はコース別体験が行われました。国際交流、琉球文化・ものづくり体験、自然体験マリン、自然体験カヌーの4コースから、各自で興味のあるコースを選択しました。
私は自然体験マリンを選択し、ホテルのビーチでのシュノーケリング体験などを行いました。砂浜からそれほど離れていない場所だったのですが、カクレクマノミやウツボ、ナマコやヒトデといった様々な海の生き物を見ることができてとても感動しました。
午前中に自然体験マリンを終えて、午後は座喜味城跡とビオスの丘を訪れました。琉球の城「グスク」は、何層にも積み上げられた石垣の造形の美しさが特徴です。石の積み方は場所によって違っていて、加工していない石や岩を組み合わせる野面積み、石や岩を四角く加工して見た目に美しく入口などに用いられる豆腐積み、五角形や六角形の石や岩を組み合わせて強度に優れる相方積みなど、一つの城でも様々な石や岩の積み方しているのが面白いと思いました。
ビオスの丘では、さまざまな花や植物、水牛などを見ることができました。大きなブランコがあり、まるで「アルプスの少女ハイジ」のブランコのようだったので、みんなで大盛り上がりでブランコを漕いで楽しみました。
(高2 A.I.)
2日目は班ごとにタクシーに乗り込み、半日の自由行動に出かけました。行動範囲が本島全体ということでかなり自由だったため、充実した研修になりました。
私たちの班はまず旧海軍司令部壕に行きました。壕は旧日本海軍によって掘られた当時のまま残っています。思ったより湿気が高く、天井から水がぽとぽと落ちてくるほどジメジメしていました。78年前もこのような状況で敵の襲来に備えていたのかと思うと、想像を絶する世界だと思いました。壕の中には、自決が行われた際についた手榴弾の弾痕などもあって、生々しい戦争の爪痕が残っていました。
その後は万座毛に行きました。万座毛は琉球王に「万人も座する草原」と称賛されたことからその名がついたといわれています。少し曇っていたのですが、海の色はしっかりと鮮やかなブルーがでていて、とてもキレイでした。
(高2 A.I.)
私たち高校2年生は、6月19日から6月22日まで3泊4日で沖縄本島を訪れました。
1日目は平和祈念資料館とひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館を見学しました。特に印象に残ったのは、ひめゆり平和祈念資料館です。自分が女子校に通っているということもあり、ひめゆり学徒隊の少女たちと吉祥生が私の中で重なりました。戦争が起こる前の学校生活を紹介するコーナーで、彼女たちが受けていた授業のことや先生にあだ名をつけていたといったエピソードを目にして、時代が違うというだけで今の私たちと何ら変わりないと思いました。
現地に赴いて平和学習を受けたことで、きっと戦争がなかったら青春真っ只中であったであろう少女たちが戦争に巻き込まれたという事実がより深く心に刻まれ、二度と戦争を起こしてはならないという思いを強くしました。
(高2 A.I.)
6/17(土)の午後、オープンキャンパスが開催されます。吉祥のオープンキャンパスでは、英会話や算数などの体験授業を受けることができたり、部活動体験ができたりします。さらには、吹奏楽部公演やダンス部公演などもお楽しみいただけます。部活動公演などの予約はすぐに埋まってしまったそうですが、今年度は予約なしでご参加いただける企画もあるようです。
私(H)の所属している吹奏楽部では、オープンキャンパス公演に向けて日々練習しています! 全員で息の合った演奏ができるととても気持ちが良いです! 6/11(日)には休日練習がありました。体育館でリハーサルを行い、完成度がより高まったと思います。たくさんの来場者の方に私たち「吉吹」の音をお届けできるのを楽しみにしております!
私(N)の所属するダンス部も公演を行います! 5月に高1部員だけで行った新入生歓迎会公演と同じ内容の舞台をご覧いただく予定です。新歓の舞台をつくるには、意見がぶつかり合って、うまくまとまらない時期もありましたが、今となってはそれも必要な経験だったのではないかと思います。約半年間かけて作り上げた舞台を、ご来場の皆さんにぜひ楽しんでいただきたいです。
皆様のご来場をお待ちしております!!
(高1M.N&F.H)
先日、化学の授業で鉛蓄電池という充電式の電池を作る実験を行いました。高校での実験は、中学のときより一層実験前の予習が大切だと感じています。今回も予習の段階から結構苦労しましたが、予習をしっかりしておいたため、安全に楽しく実験に取り組むことができました。電池は身近にあるものですが、構造なんて考えたことがなかったので、自分たちの手でビーカー内で作り出すことができるのは驚きでした。とても興味深い実験でした。
最近の大学入試では、実験に関する問題の出題が増えているということもあるので、今回のように、説明を読むだけでは理解しにくい実験を実際に行うことができたのは良い経験でした。
(高校2年 I.K&R.H)
吉祥には21の文化系部活動・同好会活動と13の運動系部活動があり、多くの生徒が自分に合った部活動を選んで、楽しく充実した学校生活を送っています。水球、サッカー、英語ミュージカル、アフレコなど他校にはなかなかない部活もあります。
毎年4月中旬から4月末まで新入生歓迎期間として、各部で中学1年生を勧誘するために、工夫を凝らしたイベントが行われます。中学1年生にとっては、いろいろなクラブを体験したり、公演を見たりして入るクラブをじっくり検討する期間になります。
私が所属するダンス部では、中2から高2まで約70名の部員全員でダンスを披露するイベントと、高1部員が吉祥ホールでダンスを披露するイベントを行いました。今回はマスクを着用していれば掛け声をかけてもよいということで、4年ぶりにたくさんの歓声を聞くことができました! みんなの歓声がより私たちの発表をより良いものにしてくれたと思います。私たち高2部員にとって最後の新歓イベントを最高の形で終えることができました。コロナ禍を乗り越え一気に活気が戻ってきたようで、とてもやりがいを感じることができて幸せでした。
中学1年生たちにもダンス部の魅力をしっかり伝えられたのではないでしょうか。5月6日は部集会があります。新入部員がたくさん来てくれると嬉しいです。
(高2 R.F.& H.Y.)
こんにちは!文化祭実行委員会です。
4月19日、ついに2023年度吉祥祭テーマを、文化祭実行委員会から全校生徒に向けて発表しました。今年のテーマは…「旅」です! 今年度の吉祥祭は、このテーマのもと各団体が企画の内容を考え準備していくことになります。
2019年以降、新型コロナウイルスの影響で、体育館に生徒が集まってのテーマ発表は中止になっていました。そして、今年は4年ぶりに体育館でテーマ発表をすることができました。吉祥の仲間たちがこの上ない熱気で盛り上げてくれて、とても嬉しかったです。
吉祥祭テーマを発表した瞬間は大きな歓声があがりました。私たち高2リーダー会も、生徒の反応を直接見ることができたのは、今年が初めてだったので体育館の熱気に包まれ感動しました。
テーマ発表に向けて台本を考えたりスライドを用意したり動画を制作したり、私たちリーダー会一同はたくさんの準備をしてきました。大きな達成感に包まれた一日でした。
(総務記録セクションリーダー R.M.)
4月19日、今年度の吉祥祭テーマが発表されました。4年ぶりに高1から高3まで3学年が一堂に会して体育館での発表となりました。発表の瞬間はペンライトなどをつけてみんなで盛り上がりました! 昨年度までは新型コロナウイルスの影響でクラスごとに教室のモニターで発表を見るという形でしたので、みんなで掛け声を出して発表の瞬間を楽しむことができました。
そして、テーマは…旅!! 毎年毎年すばらしいテーマを生み出す実行委員のみなさんの企画力に脱帽です。ステキなテーマを選んでくれてありがとう!
私の所属する英語ミュージカル部では、吉祥祭に向けて着々と準備を進めています。台本や構成案などやるべきことがたくさんあって大変ですが、5か月後には最高の舞台が完成するよう力を尽くします。高2は最後の吉祥祭ですから後悔のないように精一杯楽しみたいと思います。家族や友人、受験生のみなさんが見に来てくださるのを楽しみにしています。
(高2 N.H.&R.S.)
新学期が始まり2週間ほど経ちました。中1のみなさんは吉祥での生活に少し慣れたでしょうか。すっかり春らしい温かい季節となりましたね。
私が吉祥生活で一番季節を感じるのは、課外授業の茶道をしている時です。祥文館の和室に活けてあるお花やお菓子のモチーフなど、さまざまなところに季節を感じます。お作法はもちろんのこと、茶道を通して季節を感じることの楽しみや心構えを学んでいます。
吉祥の課外茶道では、まずは基本的なお茶の飲み方や帛紗(ふくさ)の捌(さば)き方からはじめて、学年が上がるにつれて薄茶のお点前や濃茶のお点前などたくさんのことを学びます。ちなみに、帛紗とは点前の中で道具を清めたり釜の蓋をとるときに使う布のことです。
茶道は順番がとても複雑なのでなかなか覚えられなかったり、お点前がひと通り終わる頃には正座で足がしびれて立てない!なんてこともよくありますが、それもまた楽しい経験です。毎年吉祥祭では、日頃のお稽古の成果を発揮して全員がお点前を披露することになっています。たくさんの方にお越しいただきたいと思っています。
(高2 O.M.)