1月19日~1月22日は読書週間でした。新型コロナ感染拡大のため行動制限レベルの変更があり、予定より短い実施となりました。
本校では、読書を通して自分と向き合い「気づき」を得ることを目的として、年に2回読書週間があります。期間中は各自読みたい本を持参し、毎朝10分間読書に勤しみます。
私(R.I.)が読んだ夏目漱石の『夢十夜』は、10の不思議な夢を綴った短編小説です。夢では現実ではありえない突拍子もない展開や空想上の存在がつきものですが、そのような主人公の夢を追体験する感覚で読むことができておもしろかったです。
私(A.K.)が今回読んだ作品は、日本文学の最高傑作とも言われる『源氏物語』です。ちょうど古典の授業で扱っていることもあり手に取ってみたのですが、貴族の恋愛模様や出世話が描かれた非常に興味深い作品でした。
3学期が始まって、高3に向けて勉強への比重が高まり読書時間があまり取れない中、文学に触れる良い機会となりました。図書館に行く余裕はなかなかないのですが、電子図書館などを有効活用して少しでも読書を通して自分と向き合う機会をつくっていきたいと思います。
(高2 R.I.&A.K.)