研修旅行で東北を訪問しました〈後半〉 被災地を訪れて

今回の研修旅行では2日目に被災地を訪れ東日本大震災について学びました。

陸前高田市の「東日本大震災津波伝承館 いわて TSUNAMI メモリアル」では、被災したものや津波が襲来した時の映像を通して、被害の実情や身を守るための教訓を学びました。また、「奇跡の一本松」や周辺の震災遺構を見学しました。

その後、気仙沼に移動し「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館(旧気仙沼向洋高校)」を見学しました。私たちが日々過ごしているのと同じような教室や校舎が地震や津波によって無残に破壊された様子や、震災直後に行われた同校の卒業式の映像を観て涙する生徒もいました。高2の私たちは東日本大震災発生当時3~4才で、震災のことを明確に覚えている人は多くないと思います。そのような中で、震災について学ぶ機会を得られたことは非常に貴重な経験でした。実際に被災地を訪れたことで、テレビなどの映像から感じたものとは違う震災の悲惨さや恐怖を感じ取ることができました。

最後に、難しい状況の中、コロナ禍で中止となった中2宿泊行事の代替として、生徒の要望を受け研修旅行を計画してくださった先生方に改めて感謝申し上げます。

(高2 K.S.)

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