中学受験の思い出
今年も中学受験のシーズンが始まりました。
私が受験したのは今から5年前になります。2月1日に第一志望と抑えと思っていた学校の両方に落ちて、2月2日に吉祥の入試を受けました。過去問で一度も合格点を出していないという状態での受験でした。その時のことは今でもよく覚えています。絶対に無理と思っていた私は試験が始まるまで不安と緊張で涙ぐんでいました。でも、いざ試験が始まると、「あれ、解けるぞ…」という感触を得ました。当時は算数が苦手だったのですが、問題を全部解くことができたのです。「これはいけるかもしれない!」と思った私は、試験終了の合図までとにかく問題を解き続けました。社会と理科で分からない問題があっても、「算数があんなに解けたんだから大丈夫!」と思い、あまり気にすることなく試験を続けられました。そして今、毎日楽しく学校生活を送っています。
今年受験される皆さんは、コロナ禍での受験でたくさんのご苦労があると思います。ただ、入試は本当に何があるかわかりません。私が体験したようなミラクルもあるんですよ。最後まで自分を信じて頑張ってください。一人でも多くの受験生が、本番で自分の実力を発揮できることを祈っています。
(高2 O.H&T.A)