2月17日、中学合唱コンクールが開催されます。私たち中3にとっては、これが最後の合唱コンクールです。そのためか、例年以上にクラス全員が気合を入れて、一丸となって練習に取り組んでいます。
音程やリズムを揃えるために、何度も話し合いを重ねたり、練習中に思わず笑ってしまうようなハプニングがあったり。普段はあまり意識していなかったクラスメイトの新たな一面を発見することも多く、練習を通じてクラスの絆がますます深まっているのを感じます。熱中しすぎて下校時刻ギリギリに正門を出ることも少なくありませんが、それもまた貴重な思い出になりそうです。
「これが最後のコンクール」と思うと少し寂しい気持ちもありますが、それ以上に本番が楽しみで仕方ありません。クラス全員で最高のハーモニーを作り上げるため、残りの時間も全力で練習に励んでいきます!
当日は、私たちの努力の成果をしっかりとお届けできるよう、心を込めて歌います。ぜひ応援よろしくお願いします!
(中3 A.M.&S.F.)
昨年2023年12月、長年親しまれてきたグリーンコートの桜の木が老朽化のため、惜しまれながら伐採されました。4月にはこの桜の木の前で、新しいクラスの集合写真を撮ることも多く、多くの思い出が詰まった特別な存在でした。
しかし、そんな桜の木が新たな形で私たちのもとに戻ってくることが決まりました! なんと、桜の木を素材にしたベンチとして生まれ変わるのです。さらに、そのベンチには刻印されるデザインの公募も行われています。吉祥らしさが感じられるデザインのベンチが完成する日が待ち遠しいですね。
私たち高2が卒業するまでにこの特別なベンチが完成するかどうかは分かりませんが、今から楽しみに待ちたいと思います。桜の木が新たな形で学校生活に彩りを加えてくれる日が来るのが楽しみです!
吉祥の象徴ともいえる桜の木が、また次の吉祥生の、新しい思い出の一部となることを願っています。
(高2 K.A.&K.I.)
厳しい寒さに、本格的な冬の訪れを感じる季節となりました。この時期になると、街ではクリスマスの華やかな装飾が目を引きますね。私は冬の寒さは苦手ですが、クリスマスのワクワクする雰囲気が大好きです!
そこで、私が所属している美術部ではクリスマスリースを作りました。美術部は、中高合わせて約20名で週3回活動しています。絵画や立体作品の制作を中心に、部員同士がやりたいことを提案しながら取り組んでいます。また、長期休みには、版画などの特殊技法に挑戦したり、美術館を見学するなどグループでの活動も行っています。
今回作成したクリスマスリースの材料は以下の通りです。
・リースの土台 と 造花(100円ショップで購入)
・松ぼっくり(近くの公園で拾ったもの)
接着には木工用ボンドを使用し、1時間ほどで簡単に作ることができました。
また、同じ材料調達方法でお正月のしめ飾りも作成しました。こちらも100円ショップで購入したしめ縄の土台や造花、折り紙を使用しています。
どちらも材料費や制作時間をあまりかけずに作れるので、手軽に楽しめるのが魅力です。
皆さんも手作りリースやしめ飾りでおうち時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
(中3 L.S.&T.U.)
11月18日から21日の3日間、中学3年生の国内研修旅行で長崎と福岡を訪れました。歴史や文化、そして平和について深く学ぶ貴重な旅となりました。
初日は飛行機で長崎に向かい、まず訪れたのは原爆資料館でした。原爆体験者の方から貴重なお話を伺うことができ、その悲惨な状況や苦しみを通じて、平和の尊さを改めて実感しました。展示や資料を見る中で、戦争の悲劇がいかに多くの人々の人生を変え、苦しみをもたらしたかを深く考えさせられました。資料館付近の平和を祈る像やモニュメントをめぐる中、犠牲者の方々への追悼の気持ちと「二度と戦争を繰り返してはならない」という強い思いを胸に刻みました。
2日目は長崎市内の自由行動でした。事前に決めた見学場所を訪れる予定でしたが、長崎独特の「階段文化」に少し苦戦!予定通りに回るのは難しい部分もありましたが、地図を見ながら知らない街を歩き回るのは意外に楽しく、新しい発見がたくさんありました。午後はバスで福岡へ移動。長崎から福岡へ向かう車窓から見える景色も良い思い出です。
最終日は学年を2つに分けて、太宰府と九州国立博物館をそれぞれ見学しました。私は太宰府を訪れるグループでした。太宰府天満宮は学問の神様として知られる菅原道真公を祀る神社で、その荘厳な本殿や自然に囲まれた美しい境内に心が癒されました。また、参道には名物の梅ヶ枝餅をはじめとしたお店が並び、観光を満喫することができました。文化や歴史の豊かさを実感し、旅の最後にふさわしい素敵な時間を過ごしました。
この研修旅行を通じて、歴史や文化について学ぶだけでなく、平和の大切さを心から感じることができました。中3のみんなと長い時間を共に過ごせたことも嬉しく、かけがえのない思い出となりました。
(中3 Y.E.&A.S.&A.H.)
先日、家庭科の授業で「茶碗蒸し」に挑戦しました。班員のみんなで協力し合い、火加減の調整など難しい部分もありましたが、無事に美味しく仕上げることができました! 出来立ての熱々をみんなで食べた瞬間は、本当に嬉しかったです。
今回はその時のレシピをご紹介しますので、ぜひ皆さん試してみてください!
茶碗蒸しのレシピ(5人分)
<材料>
卵 … 150g
だし汁 … 450ml
塩 … 小さじ1
しょうゆ … 小さじ1
鶏肉 … 100g
にんじん … 25g
干ししいたけ … 1〜2個
みつば … 25g
<作り方>
1.下準備をする
調味料を計量し、材料を適当な大きさに切ります。
2.卵液を作る
卵をボウルに割り入れてほぐし、だし汁・塩・しょうゆを加え、静かに混ぜます。その後、ザルでこして滑らかにします。
3.器に具材を入れる
器にみつば以外の材料(鶏肉、にんじん、しいたけなど)を均等に分けて入れ、2の卵液を静かに注ぎます。
4.蒸す
蒸気の上がった蒸し器に3を並べ、ふたをして強火で2分ほど蒸します。卵液の表面が白っぽくなったら弱火にし、ふたを少しずらして15分ほど蒸します。
5.仕上げ
竹串を刺して透明な汁が出れば蒸し上がり!仕上げにみつばを載せて1分ほど蒸し、火を止めます。
茶碗蒸しは、見た目も上品で、おもてなし料理として喜ばれる一品です。季節ごとの食材を取り入れることで、四季折々の味わいを楽しむことができます。優しい味付けで消化にも良いため、年齢を問わず好まれています。
出来立てを家族や友達と一緒に食べれば、楽しい時間になること間違いなしです! 火加減の調整がポイントなので、ぜひ慎重に試してみてください。
高2(Y.M.& Y.K.)
11月1日から7日までの7日間、カナダ語学研修ツアーに参加してきました! 最初の2日間はビクトリアでホームステイを体験し、その後はビクトリア市内の観光を楽しみました。特に印象的だったのは、美しく豊かな自然環境です。街中を歩いているシカを見かけることができ、とても驚きました!
ホームステイでは、自分の英語力を試す場面がたくさんあり、日常の中で日本とは全く異なる文化に触れることができました。ホストファミリーとは彼らが毎週通う教会に一緒に行き、現地の方々と会話したり食事を共にしたりして、とても心温まる時間を過ごしました。ただ、期待していたオーロラは見ることができず少し残念でしたが、それ以上に素晴らしい体験ができました。
現地校の訪問では、2、3、6組は長い間姉妹校として交流のあるQueen Margaret’s Schoolへ、1、4、5組は今年新たに姉妹校になったSt. Margaret’s Schoolを訪れました。互いに準備していた歌を披露したり、現地の学生が企画したゲームを通じて楽しい時間を共有することで親睦を深めました。
7日間の滞在でしたが、これまでに学んだ英語を実際に使いながら、異文化への理解を深める貴重な経験となりました。カナダでの思い出は一生忘れられない宝物になりそうです!
(高1 J.S.&K.H.)
秋も深まり、涼しい気候の中で読書に集中しやすい季節となりました。地域の書店や図書館でも、読書イベントやキャンペーンが開催され、この時期は読書だけでなく、学びを楽しむ良い機会として親しまれているように思います。
吉祥の読書週間は6月と1月に実施されていますが、全国的な読書週間に合わせて、吉祥の図書館では「借り放題」のキャンペーンが行われました。また、希望者には「2024年読書週間」オリジナルのブックカバーや吉祥図書館特製のしおりが配布され、私はどれも可愛くて迷いに迷った末、猿のデザインを選びました。
私もこの機会に3冊借りて、現在『ティファニーで朝食を』を読んでいます。作品の中で、野生の鳥のように自由奔放でチャーミングなホリー・ゴライトリーにすっかり魅了されています! 皆さんもぜひ読書を楽しんでください。
(高2 Y.K.)
吉祥祭と運動会という秋の二大行事が終わり、学校には普段の落ち着きが戻ってきました。日が短くなり、朝晩は肌寒くなってきて、秋の深まりを感じます。
明日から高1の皆さんが「カナダ語学研修ツアー」に出発します。昨年、私たちも参加し、カナダでたくさんの異文化体験や現地の方々との交流を通じて、とても刺激的で貴重な時間を過ごしました。後輩たちにも、積極的にチャレンジして楽しんできてほしいと思っています!
また、ハロウィーンが近いこともあり、10月30日(水)のロングホームルームでは高2全員で仮装を楽しみながらゲーム大会を行いました。じゃんけん列車や、お題に沿って5人組を作るゲームで盛り上がり、普段あまり話す機会のないクラスメイトとも交流できたのが嬉しかったです。さまざまな仮装があり、みんなの工夫が感じられてとても面白かったです。このイベントを通して、学年全体の一体感がさらに深まったように感じます。
(高2 M.A.&M.T.)
運動会は、本来10月3日に予定されていましたが、雨のため延期され、翌日の4日に開催されました。午前中は天候に恵まれなかったため、プログラムの変更を余儀なくされました。
午前中は、フィールド内で騎馬戦やむかで競走などの競技が行われ、トラックにできた水たまりを整備した後、午後にリレー競技などが実施されました。中学生による棒引きや部対抗リレーなどは中止となりました。
特に印象に残ったのは、高校3年生による表現「Ivy」です。先輩たちの息の合ったダンスは圧巻で、表現の最後に先生や保護者に向けて感謝の言葉が述べられた場面は非常に感動的でした。高校3年生にとっては最後の吉祥での運動会ということもあり、感極まって涙を流す人も多く見られました。
結果として、青組が他の組に200点以上の差をつけて圧勝しました。私たちの緑組は惜しくも大逆転負けを喫し、最下位という結果に終わりました。
(中3 S.R.&K.Y.)
中学3年生の道徳の授業では、「平和とは何か」というテーマでグループ研究に取り組んでいます。私たちは、平和とは戦争や紛争といった物理的な争いがない状態だけでなく、差別や偏見といった社会的な問題がない状態こそが真の平和であると捉え、その考えに基づいて真の平和を実現するためにどのような取り組みが必要かを研究しています。
私たちのグループでは、同性婚に対する日本社会の理解を深めるために何ができるかを調査しています。調査を進める中で、「ゲイ」という言葉で一括りにされる人々の中にも、男性が100%好きな人や、男性が80%好きで女性にも少し惹かれる人など、さまざまなセクシュアリティのグラデーションがあることに気づきました。また、同性婚に反対する人や同性婚を望む人、それぞれの意見を知ることもできました。
11月には長崎・福岡への研修旅行があります。「平和とは何か」を別の視点からさらに深く考える機会にしたいと思います。
(中3 H.I&A.Y)