オーストラリアのNew South Wales州にある姉妹校New England Girls’ Schoolに、2名の高校生が今年の1月から1年間の留学をしています。留学生は学期ごとに、生活の様子や学習状況、心境の変化などについてレポートを書くことになっています。先日届いた第3回目のレポートの一部を紹介します。
「音楽の授業や音楽関係の行事が充実しています。今学期の音楽の課題はゲーム音楽の作曲でした。自分で全てのことを一から作る課題で大変でしたが、とても新鮮で楽しむことができました。また、今学期の英語の授業課題も学ぶことが大きかったです。一人の映画監督を取り上げ、作品に共通するテーマに関してのビジュアルエッセイでした。ビジュアルエッセイでは本文を録音して、その内容にあった映像を加えたビデオを作ることが必要とされていました。英語だけでなく、発表の仕方という視点から学ぶことができて、とてもいい勉強になったと思います。」
「英語力に関してですが、プレッシャーと焦りを感じています。例えば映画を見ていても、もちろん内容やレベルにもよりますが、だいたいのストーリーは理解出来ても一語一句しっかり聞き取るのはまだ難しいです。みんなが笑って見るシーンでオチが理解出来なかったり、聞き取れなかったり、聞き取れても言葉の意味が分からなかったりする時が一番悔しいと感じます。学校の授業でも普段の日常会話でも自分から積極的に発言できることを目標に、引き続き頑張りたいと思います。」
「Holidayの前半はファームを経営する家にホームステイさせてもらっています。家畜の世話や仕事を手伝ったり、日本ではなかなかできないようなことを経験しています。初めて知ることや見るものもたくさんあって、充実した休みを過ごしています。きっとこんなことをするのも人生で最初で最後かもしれないと思うので、思いっきり楽しみたいです。」