6月25日、進路プログラムの一環で中学2、3年生対象の講演会が行われました。今回は海洋物理学研究の第一線で活躍されている東京大学理学系研究科の日比谷紀之先生をお招きしました。講演のテーマは「月が導く深海の流れ―地球を巡る深層海流の謎への挑戦―」。海洋深層にある流れやその発生メカニズムについて、たいへん興味深い内容に触れることができ、生徒たちにとって大きな刺激を受けるよい機会となりました。
〈生徒の感想から〉
- 一見すると深層海流について考えるということは日常であまりないが、私たちが生きているのはそのおかげだったと知り感動した。
- 海流が2000年もかけて地球をまわるということに驚いた。
- 海の動きが少し変わっただけでも、将来の地球環境が変わってしまうことに驚いた。
- 月がコーヒーを混ぜるスプーンのように海をかき混ぜて水温をちょうど良くしようとしているのを知り、月に感謝しようと思った。