本校では、毎年夏休みの課題として読書感想文の作成に取り組んでいます。これは、夏休みの時間を活用し、読書を通じて自己を見つめ、表現力を養うことを目的としたものです。夏休み明けには校内読書感想文コンクールを実施し、国語科教員が学年ごとに最優秀賞、優秀賞を選出します。
入賞作品は外部のコンクールにも応募しており、その中で、本校の高校1年生が執筆した「『宙わたる教室』を読んで」が、第70回青少年読書感想文全国コンクール(主催:公益社団法人 全国学校図書館協議会・毎日新聞社、後援:内閣府・文部科学省、協賛:サントリーホールディングス株式会社)の高等学校の部においてサントリー奨励賞を受賞しました。
このコンクールには全国から230万編を超える応募が寄せられ、東京都審査・中央審査という厳正な選考を経ての受賞となりました。さらに、本校には学校賞(主催者賞)も授与されました。
2月6日には、千代田区大手町の経団連会館で表彰式が開催され、秋篠宮ご夫妻のご臨席のもと、受賞生徒に賞状が授与されました。以下に受賞生徒のコメントをご紹介します。
今回このような賞をいただき、また授賞式に伴うパーティーに参加する機会をいただき、とても感謝しています。全国から集まった受賞者たちと、それぞれの高校生活や夢、目標、そして好きな本について夢中で語り合ううちに、あっという間に時間が過ぎていきました。一冊の本との出会いが、文字通り、私の世界を広げてくれたように思います。