1月10日(金)の放課後、今年度の守屋留学生交流会を開催しました。3月末に予定されている第4回アジア研修ツアーでマレーシアを訪れる中3から高2の生徒、および中1・中2の希望者が参加しました。
守屋留学生交流会は、守屋荒美雄先生が創業した帝国書院を母体とする守屋教育財団の奨学生と交流するための会です。この財団の奨学生は、アジア各国から日本の大学に留学している学生たちです。毎年、留学生1名を本校に招き、さまざまな国の留学生との交流を深めています。これまでに、モンゴル、中国、台湾などの国々の留学生と交流する機会がありました。
今回は、マレーシアから東京都立大学人文社会学部で人間社会学を学んでいる留学生をお招きし、マレーシアの自然環境、生活文化、教育、産業、対日意識、そして日本人の海外移住先としてマレーシアが15年連続で1位となっている理由などについてお話しいただきました。また、事前に募集した生徒からの質問や、その場での質問にも丁寧にお答えいただきました。同じアジアの国でありながら日本とは異なる点が多く、生徒にとって新たな学びの機会となりました。同世代の留学生による親しみやすくわかりやすいお話は非常に好評で、日本語が上手な姿に外国語学習へのモチベーションが高まったという声も聞かれました。参加した生徒の感想を紹介します。
■日本、日本文化、日本語が好きだという思いがよく伝わりました。マレーシアは多民族国家で、小学校が3種類もあることに驚きました。多民族国家ゆえに言語教育が重要視されていることにも納得です。今回のお話を聞いて、マレーシアについてもっと知りたいと思いました。とても楽しい時間でした。(高1生徒)
■文化、伝統、産業、地理などについて詳細に説明していただき、大変勉強になりました。ご自身の中高時代の経験も交えて話していただけたので、とても身近に感じました。3月のマレーシア研修で現地を訪れるのがさらに楽しみになりました。(中3生徒)