8月29日、高大連携を結んでいる東京医科大学の医療体験プログラムに、中学3年生から高校3年生の12名が参加しました。このプログラムは、1学期の教養講座の一環として実施され、8倍を超える応募者の中から選抜された12名が参加資格を得ました。
当日は術衣に着替え、手術室で実際に行われている脳外科や心臓の手術を緊張感と驚きを持って見学しました。その後、シミュレーションセンターで医療体験実習として縫合や気管挿管の方法、点滴や採血の方法などを、マンツーマンで丁寧に教えていただきました。また、吉祥の卒業生で東京医科大学の医師として活躍されている斉藤先生から「女性医師としてのキャリアについて」お話をいただきました。様々な立場の人とコミュニケーションをとることができる人になってほしいという先輩の言葉を、生徒たちはしっかりと受け止めていました。
東京医科大学病院の雰囲気や医師という仕事の魅力を肌で感じることができ、進路を模索している生徒たちにとって貴重な時間となりました。