アジア研修ツアーを実施しました

 

 

 

 

 

3月25日~29日、第3回アジア研修ツアー(ベトナム編)を実施しました。中3から高2の希望者28名が参加しました。第1回は2019年に実施、第2回は新型コロナウイルスのパンデミックにより中止となったため、実に5年ぶりのベトナム研修となりました。

ダナンに滞在し、市内観光と見学に加えて、現地の小学校・高校・大学を訪問して交流し授業体験などを行いました。本校卒業生の高橋淳子さん(故人)の名前を冠したJUNKO School(小学校)では、創立25周年を記念して建立された淳子さんの胸像の前で献花を行いました。体育館では小学生たちと一緒に日本の伝統的な遊びを楽しみました。
レクイドン高校では、日本語を学ぶ生徒たちと、英語と日本語でお互いの学校を紹介したり、同じく日本の伝統的な遊びを楽しんだりしました。ドンア大学では英語の授業に参加したり、英語または日本語を専攻している学生たちと交流したりしました。昼食から午後にかけて、各グループに大学生1名が付いてダナン市内を案内していただきました。地元の食事を味わったり、ベトナムの伝統衣装であるアオザイを着用して散策を楽しむこともできました。

  • 通常の海外旅行では体験できないような現地の児童・生徒・学生との交流は、参加した生徒たちにとって視野を広げ、学びの意識を高める非常に貴重な経験となり、たいへん満足度の高い研修となりました。以下は参加した生徒の感想です。

  • 当初、この研修ではベトナムを満喫することはできても、普段の学習に活かせることはあるのかとためらいを感じていました。でも、ベトナムの高校や大学を訪れて現地の学生の語学力の高さや、コミュニケーション能力の高さを目の当たりにして、大変良い刺激を受けることができました。英語を使って同年代の相手と話す機会が持てたことで、スピーキング能力をもっと高めたいと思うようになりました。ダナンやホイアンなどのベトナムの代表的な地域を訪れ、日本にはない建築技術や歴史・文化に触れることができたのも貴重な体験でした。(高2生徒)
  • ベトナムは見どころがたくさんあり、食事もおいしくて素晴らしい研修でした。現地の学生との交流では、言葉を通じてコミュニケーションをとることの楽しさを感じることができました。ベトナムの人々は皆温かく接してくださり親日家が多いと感じました。街並みもノスタルジックでよかったです。(高1生徒)
  • ベトナムの歴史や文化を知ることができ、大変貴重な体験になりました。ベトナムでは地域によって食べるものが違うそうで、ベトナム料理に興味を持ちました。私はダナンで食べたミークアンが一番美味しいと感じました。ベトナムの街並みや施設を見学したときは、発展しているところと、そうでないところの差が激しく、貧富の格差が大きいのを実感しました。(中3生徒)
  • この研修を通して、少し自分の価値観が変わったように思います。3回の事前研修では、JUNKO Associationの大学生たちと、吉祥の卒業生で現在ベトナムで働いている先輩からしっかり説明やアドバイスをいただいたので、安心して出発することができました。観光地では現地のガイドさんが丁寧に解説してくださり、ただ見学するだけでなく新たな知識が身についたと思います。現地の学生との交流はもちろん、上級生や普段接する機会がない同級生とも親睦を深めることができて、とても充実した研修でした。(中3生徒)
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