3月16日、吉祥女子高等学校 第74回 卒業証書授与式を挙行しました。
在校生たちの大きな拍手に包まれながら、6年間過ごした思い出深い校舎内を一歩一歩進んで、卒業生242名が式場に入場しました。在校生による見送りは実に4年ぶりとなります。
保護者の皆様にも多数ご参列いただくことができました。
学年主任の先生から卒業生一人ひとりの名前が呼ばれ、校長先生から卒業証書が手渡されました。続いて、学業や特別活動で優秀な成果を収めた生徒と団体にそれぞれ褒賞が授与されました。
卒業生総代による答辞では、「私たちは今日新たな一歩を踏み出します。未来は不透明でこの先どうなるのか誰にもわかりません。けれど、たった一つ確かなことは、私たちはみんな幸せになれるということです。お揃いの緑色の上履きを脱ぎ、それぞれの新しい靴で幸せな明日に向かってたゆまず歩いて参ります。もし道の途中で迷うことがあっても、吉祥で過ごした6年間のすべてが私たちの光になるでしょう。私たちはここで宝物を見つけました。返せないほどたくさんのものをいただきました。」と感謝の言葉と力強い決意が述べられました。
吹奏楽部が演奏する「Departure」の曲に送られ、242名の卒業生たちはそれぞれの道に向かって晴れやかに巣立っていきました。