5月3日~5日の3日間、カナダのブリティッシュ・コロンビア州ビクトリア市とオンラインでつないで研修を行いました。本校で30年以上にわたり実施されてきた「カナダ語学体験ツアー」が、COVID-19の影響で2年連続中止となっています。そこで、本校でオンライン研修を企画し、22名の生徒が参加しました。
1日目は、現地バディーと受け入れ団体の方が、生徒たちをバーチャル・ビクトリア市内観光に連れて行ってくれました。2~3日目は、州立ロイヤル・ローズ大学の環境リーダーシップ・プログラムに参加し、リーダーシップと環境保護について学びました。ビデオ視聴や語彙学習などの事前学習にもしっかり取り組んだおかげで、大変充実した研修になりました。以下は参加者の感想です。
やりがいのある課題でした。とても深い内容で、軽く答えられるものでなく、時間がかかってしまいました。しかし、その分得たものは大きかったと思います。現地の大学生の方々が優しく接してくれたお陰で、英語が苦手でとても人見知りをする私でも、楽しくコミュニケーションを取ることができました。(高2生徒)
バンクーバーのバーチャルツアーがとても楽しかったです。ガイドしてくださった方がとても明るくフレンドリーで、カメラ越しにたくさんのお店や美しい景色を見せてもらえて、最初から最後までワクワクしました。カナダツアーのことを思うと少し悲しくなりますが、いつか絶対に吉祥の友達とカナダに行きたいと強く思いました。ブレイクアウトルームでグループディスカッションをした時に、バディーの質問を聞き取って、その場で答えるのに苦戦したり、堂々と積極的に話すのが難しかったことで、さらに英語の学習意欲が湧いてきました。(高1生徒)
最初はとても不安でしたが、あっという間に3日間が終わっていました。私はリーダーシップについてあまり考えたことがなく、自分がリーダーになるなんて想像したことがなかったのですが、バディーがたくさん誉めてくれたおかげで以前よりも自信がついたと思います。また、私たちも自然の一部なのだということを大学の先生がおっしゃっていたのが、強く印象に残っています。ビクトリアはとても美しい自然に囲まれているから、自然が身近に感じられるのではないかと思いましたが、3日目のアクティビティを通して、自然は自分の身の回りにもたくさん存在していることに気づきました。自分の行動が自然環境にどのような影響を及ぼすかを日頃から考え、意識を高めていきたいと思いました。(高1生徒)