東京理科大学主催の「宇宙教育プログラム(6月〜3月)」に高校2年生の遠藤杏夏さんが参加しています。プログラムの中でさまざまな講義を聞いたり実験をしたりしています。前半の実験では、「火星探査に役立つ模擬衛星をつくる」という課題に高校生2名と大学生4名のチームで取り組みました。現在は高校生5名のチームで力を合わせて、パラボリックフライト(飛行機を使って低重力や高重力環境を生み出せるもの)で、水溶液の性質を解明できるように計画を練っています。
【遠藤さんのコメント】
小さい頃から、宇宙に関する事柄に興味を持っていました。小さい頃は、星の観察やギリシャ神話に興味を持っていただけなのですが、今回たくさんの講義を聞いたり本物に触れるなかで、ロボットや飛行機にも興味を持つようになり、視野が広がりました。3Dプリンターやレーザーカッターを使ってロボットをつくるのはとても楽しいです。仲間と共に議論を重ねながら一つの方向性で物を作り上げることは、とても刺激的で達成感があります。後半の実験では、チームリーダーも務め、プログラムに参加する研究者としての責任や緊張感も感じています。学校では弓道クラブにも所属しているので、時間がなかなかないのですが、これからも楽しみながら頑張っていきたいと思っています。