高校球技大会を開催しました

 

 

 

 

 

7月9日、10日、12日の3日間で「高校球技大会」を開催しました。昨年度は新型コロナウイルス感染拡大のため実施できませんでしたが、今年度は感染症対策を行いながら無事に開催することができました。

球技大会は、企画・運営は体育部三役、審判は各クラブ員(ネットボールはバスケットボールクラブ員)、試合中継や試合結果の放送は放送部がそれぞれ担当し、生徒主体で組織的に進めることになっています。特に、体育部三役はこの日のために昨年度から周到に準備を行ってきました。

感染症対策としては、大きな変更が2つあります。1つは競技種目の変更です。競技種目はバレーボール、卓球、ネットボールで、いずれかの種目にクラスの全員が出場します。例年実施していたバスケットボールを見直し、より身体接触の少ないネットボールを採用しました。慣れない種目でしたが、事前に細かいルールを審判と各チームで共有して練習を重ねて当日を迎えました。実際に試合が行われるといくつか問題点が出ましたが、すぐに体育部三役と審判で調整し、アップデートを重ねながら良い形で進めることができました。

もう一つの変更はクラスの応援方法です。従来は体育館やトレーニングルームのギャラリーで応援していましたが、それではどうしても「密」になってしまいます。密を避けるために、放送部が中心となって試合の様子をライブ配信し、それを各教室で観戦する方法に変更しました。また、試合会場と各クラスをGoogle Meetで繋いで、クラスメイトが対戦している様子がよりリアルに伝わるようにしました。結果的に教室でも白熱した応援が繰り広げられたようです。

当日の進行も順調で、バレーボールとネットボールは高校3年生が優勝・準優勝、卓球は高校2年生が優勝・準優勝と上級生が活躍しました。最後は恒例のバレーボール優勝チームと学年教員の対抗試合が行われ、生徒も先生も本気でぶつかり合う白熱した好試合になりました。

様々な制約がある中で、それでも諦めずに行事を開催したいという生徒たちの意気込みは素晴らしいものがありました。次々に見えてくる問題点を各部署で瞬時に検討し、すぐにアップデートしていく、まさに進化していく球技大会だったように思います。競技に参加した生徒たちも、運営側の生徒たちへのリスペクトや感謝の気持ちを持って参加していました。記憶に残る素晴らしい球技大会となりました。お疲れ様でした。

【高校球技大会結果】

総合優勝:3年6組

ネットボール優勝:3年4組

バレーボール優勝:3年3組

卓球優勝:2年6組

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