赤十字国際委員会の講演に参加しました

10月16日、読売新聞東京本社にて、赤十字国際委員会(ICRC)のHead of Mission in TokyoであるLinh SCHROEDERさんの講演が行われ、高校生5名が参加しました。

ICRCは、戦争や武力紛争およびその他暴力の伴う事態によって犠牲を強いられた人々に対して人道的保護と支援を行う公平・中立かつ独立した機関です。シュレーダーさんは、1997年から欧州、アフリカ、南米などで人道支援、保護活動に携わってきました。今回は、その豊富なご経験をもとに「赤十字国際委員会の過去、現在、未来」「赤十字国際委員会と日本」などをわかりやすくお話しくださいました。

この講演の様子は、読売中高生新聞、The Japan News(英字)、中 学受験サポートのWebページに掲載されます。

【参加した生徒の感想】

●市民への攻撃によって負傷した娘をやっとの思いで病院に連れて行ったのに、爆撃で病院が破壊されてしまい、娘の命を救えなかった父親の映像が印象的だった。現代は国際人道法によって、武力行使のときに「やっていいこと」と「やってはいけないこと」がある。紛争がない日本国内ではもっと多くの人々に赤十字国際委員会の活動を認知、支援してもらうことが大切だと感じた。(高1)

●ここまで大変な活動をしているとは思わなかった。まだまだ知らないこともたくさんあるだろう。日本に暮らしていることをありがたいと思う一方で、日本にいながらもできる国際協力を考える機会になった。様々な活動の様子を知り、将 来、赤十字国際委員会でぜひ働きたいと思った。特に紛争で離れ離れになった人たちを助ける仕事をしたいと思った。(高2)

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