4月7日、春の暖かい日差しのもと、第54回中学校入学式が本校体育館にて行われました。246名の新入生が真新しい制服に身を包み、緊張した面持ちで初めて登校しました。コロナ禍ということで保護者の参列は1名とさせていただきましたが、予定通り挙行できたことは何よりの喜びです。
在校生代表(中学生徒会長)からの「歓迎の言葉」には、「コロナ禍と言われる今の時代ですが、何もかも諦めてつまらない日々を送るのではなく、楽しみを見つける知恵とこれがやりたい!という意欲を持つことで、むしろ普段できないような新しいことを実現できるチャンスでもあるのです。(中略)一緒に新たな楽しみを見つけ、私達にしかできない学生生活を作り上げましょう。」という新入生に向けた力強く温かい呼びかけがありました。
新入生代表の「入学の言葉」には、「昨年は、いつもの状況と違いとても厳しい1年間でした。私の小学校では、運動会が縮小されたり修学旅行がなくなってしまったりといつも通りの生活や行事ができませんでした。それがとても悲しかったです。しかし、先輩方はその様な状況でもあきらめるのではなく、工夫し、みんなの安全を考えながらリモートで文化祭や体育祭を開いていて、感動しました。(中略)今日、ともに学校生活を送る同級生と入学式に参列することができ、楽しみが大きくなってきました。仲間のみんなと協力し楽しい中学校生活を送っていきたいと思います。」というこれから始まる中学校生活への期待が込められていました。
式の後、クラス毎に写真撮影を行い、解散となりました。保護者の方と再会した新入生の表情は和らいでいました。