11月1日から11月7日まで、高校1年生の希望者を対象に第36回カナダ語学体験ツアーを実施しました。この海外研修は本校の伝統行事として長い歴史があり、今回は5泊7日(機内1泊を含む)の充実した日程で行われました。一時はコロナ禍の影響で中止を余儀なくされましたが、昨年度より再開され今年も多くの生徒が参加しました。
カナダ西部に位置するブリティッシュ・コロンビア州の州都ビクトリア市近郊の一般家庭でのホームステイとホテル滞在を組み合わせた生活を体験しました。この研修を通じて、生徒たちはカナダ文化への理解を深めながら語学力を高めることを目指しました。ホームステイでは、言葉や文化の違いに戸惑う場面もありましたが、それ以上にホストファミリーとの交流を通じて深い絆を築き、貴重な体験となったようです。家庭での日常生活や異文化に触れる機会は、生徒たちの国際的な視野を広げる大きなきっかけとなりました。
11月4日には、参加者を2グループに分けて、2校の姉妹校を訪問しました。約40年にわたり交流を続けているダンカン市内の私立共学校「Queen Margaret’s School(QMS、グレーと緑の制服)」を訪れたグループでは、現地の生徒たちと少人数での交流や校内見学、ランチを楽しみました。一方、新たに姉妹校関係を結んだビクトリア市内の名門女子校「St. Margaret’s School(SMS、赤い制服)」を訪問したグループも、現地の生徒たちとの交流を通じて有意義な時間を過ごしました。
旅の最後には、バンクーバーのホテルに1泊し、クラスごとに市内観光を満喫しました。それぞれの観光先で楽しい思い出を作ることができました。
姉妹校での全体写真や交流の様子、観光地やホストファミリーとの時間を収めた写真を掲載しています。また、参加した生徒たちの感想は「吉祥生ブログ」でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。