10月24日、中学2年生は進路プログラムの福祉に関する講演会がありました。今回は、鍼灸師であり、東日本大震災の被災地などで「災害鍼灸マッサージプロジェクト」の活動を行った三輪正敬さんの話をお聞きしました。三輪さんは学生時代のさまざまな経験から、「自分の手を通して世界と関わりたい」とお考えになり、現在の職業を選択されたそうです。ご自信の経験から、失敗は挑戦した証でそこから学ぶことが多いということや、ボランティアを行うにあたって大切なことをお話しいただきました。生徒たちにはたくさんの気づきがあったようです。本日の講演、そして夏休みに取り組んだボランティアレポートをもとに、10月26日のLHRでは各クラスでディスカッションを行う予定です。
【生徒の感想より】
- ボランティアは自分の思いだけで行動するのではなく、相手のことを考え相手のニーズを大切にすることが重要だと知りました。自分の手の届く範囲で、できるだけ、やれることをやるというのはとても大切なことだと思いました。
- 「I can help you.」ではなく、「May I help you?」と考えるのが大切ということが印象に残りました。
- 「触れる」という動作によって、より相手の心に寄り添えることがあるのを知りました。
- ボランティアでの人との接し方は教科書のように答えがないというお話をお聞きし、とても難しいけれど、役に立ち方はいろいろあるのだろうと思いました。
- ボランティアの話から始まって最後は仕事についてまで考える機会になりました。「仕事とは“何かに仕える”ということ」「相手が何を求めているかを見つけて行動する」というお話をお聞きし、自分の将来について考えやすくなりました。
- 私は、まだまだ将来何がしたいかわかりませんが、自分でも役に立てることを考え、行動していけたらと思います。