祥美会文学散歩を開催しました

11月11日と18日、萩原茂理事長とともに文学にまつわる場所をめぐる「文学散歩」を開催しました。今年は「上野・御徒町・湯島界隈」です。今年も“萩原先生晴れ男伝説”はご健在。気持ちのよい秋空のもとお散歩を楽しみました。

集合場所は上野駅の構内。15番線のそばには石川啄木の歌碑があり、他にも駅舎内の像や改札上部の壮大な美術作品など、普段は素通りしてしまいそうな場所にある作品を時代背景や作者など交えて解説してくださいました。

アメ横、鈴本演芸場から仲町通り、不忍池の周りを歩きつつ、旧岩崎邸庭園へ。「私は同じ道は通りません」と江戸っ子魂を覗かせて庭園を散策する萩原先生に親しみを感じつつ、東京大学構内ベルツ像、麟祥院、湯島天神へと続きました。道中は保護者の方同士のおしゃべりが尽きません。保護者版遠足のようで、楽しい時間ひとときを過ごすことができました。

家に帰ったら森鷗外の本でも開いてみようかしら…。そんなお父さん、お母さんの背中を見て子どもが育っていくものなのでしょう。

(中学役員K)

カテゴリー: お知らせ, 祥美会 パーマリンク