6月10日(土)、進路プログラムの一環として中学3年生対象の講演会が行われました。今回はサイエンスナビゲーターとしてご活躍の桜井進先生をお招きし、「わくわく数の世界の大冒険」をテーマにお話しいただきました。「数学は暦、時計と地図をつくるために生まれたものである」という話から始まり、9という数字の性質を使った手品の紹介や、コピー用紙を何回折ったら紙の厚さが地球と月の間の距離を越えるか?といったクイズなどに生徒たちは惹きつけられていました。数学のおもしろさや数学と世界との関わりについて知り、考える良い機会となりました。
《生徒の感想より》
◆人間の起源が数学であったこと、その数学で世界が、そして今の私ができていることを少し実感できたような気がします。でも、その「数」っていったいなんだろう。数学とはなんだろうと目に見えないこの不思議なものを自分で解き明かしてみたいと思いました。
◆コピー用紙を102回折るだけで、「宇宙の大きさ」というのは本当にすごいなと思いました。
◆最後の「吉祥とエッフェル塔の距離」の動画、本当に感動しました。
◆sin、cosは星を測るためにできた単位なんて知りませんでした。今ちょうど学習している単元なのですごく印象に残りました。「世界は数学でできている。数学は自分の中に含まれている。」講演が終わってそのことがより深く理解できました。