2日目の富士宝永山登山では、冨士宮口新五合目から出発し、約300年前の宝永年間の噴火により発生した寄生火山である宝永山(標高2720m)に登頂し、反対側の御殿場口に出て、「大砂走り」と呼ばれる下山道を、標高1440mの新五合目まで下山しました。生徒達は、登山では励まし合いながら歩を進め、下山では富士山の雄大な自然を感じながら「大砂走り」を楽しんでいる様子でした。また、帰寮後のキャンプファイヤーでは、レク係が準備してきたレクリェーションに皆が参加し、火を囲みながら互いに交流を深め合うことができました。
林間学校全体を通して、多くの生徒が主体的に役割を果たし、生徒全員の力で運営できたように思います。生徒たちもクラスも一回り大きく成長できたように感じました。
【生徒日誌より】
- 朝起きられるか不安だったので、無事に起きることができて良かったです!登山は行きが少し辛かったですが、天気にも恵まれて山頂でキレイな景色を見て、たくさん写真も撮ることができてとても楽しかったです。来年の富士山頂登山も参加できそうであればチャレンジしてみたいと思いました。キャンプファイヤーもレクも花火もとても楽しく、充実した1日でした。今夜は寮に泊まれる最後の夜になるかもしれないので、ほどほどに楽しみたいと思います!
- 今日は林間学校のメインイベント、登山でした!天気に恵まれ、景色がとてもきれいでした。火口を登るところでは、歩いても半歩下がるので大変でした。でも、友達としりとりをしていたので楽しく登ることができました。頂上では風がとても強く、立っているのが精一杯なくらいでしたが、景色は本当にきれいで、達成感があって、頑張ってよかったと思いました。下りは滑り下りるように下っていきましたが、地面を踏むたびに砂ぼこりが舞ってみんな泥だらけでした。だからこそ、帰ってきてからのお風呂はすごく気持ちよかったです。今日1日、とても充実していて楽しかったです。
- 今日は林間学校最終日です。やっと帰れるという気持ちと、最後かもしれない富士寮なのでさみしいです。昨日のキャンプファイヤーでは、レク係の人が考えてくれていて、とても楽しかったです。今回の林間は生徒が中心となって、いろいろと準備し、運営したこともあり、高校生になったと実感しました。