2015年度卒業生の岩切鮎佳さん(東京大学大学院農学生命科学研究科1年)が、第29回日本森林技術協会主催の学生森林技術研究論文コンテストで林野庁長官賞を受賞しました。論文のタイトルは「苗畑と造林地における暗色雪腐病菌の集団遺伝構造」。このコンテストは、森林技術の研究推進を図るとともに若い森林技術者育成のため、大学に在学する学部学生を対象として、森林・林業に関する研究論文を募集し、優秀な作品を表彰するものです。
【岩切さんのコメント】
森林科学は、生物や環境問題のみならず、私達の経済など社会的な問題にも関わる大切な分野だと思います。今回受賞した内容は、森林科学の一テーマをかなりミクロな視点で考えたものであり、私たちの生活にダイレクトに影響するものではないかもしれません。しかし、これからもこのような地道な研究を続けることで森林を広く深く見ていきたいと思います。