週末はホストファミリーと一緒に過ごし、4日目はグループ活動のために再び集合しました。吉祥生5~6名のグループに、カナダ人の中高生の現地バディーが付いて、午前中は博物館見学と桜が満開のダウンタウン散策を行いました。午後は英語ガイドと共にブリティッシュ・コロンビア州議事堂を見学しました。ガイドさん達は丁寧に熱のこもった説明をしてくださいました。その後、解散時間までグループごとに現地バディーと交流を深めました。
5日目はバンクーバーに移動し、バスの車窓から市内観光、スタンレーパークを訪問しました。お昼はグランビル・アイランドの市場で思い思いのローカルフードを楽しみました。
生徒日誌の一部をご紹介します。
◆2日目
今日の私の努力目標は、ホストマザーとできる限りたくさんコミュニケーションをとることとカナダの文化を知ることです。ホームステイではホストファミリーと会話をすることの重要性を痛感しました。カナダには「察する」という文化がないため、何かをして欲しいときは自分で伝える必要がありました。カナダの人はとてもフレンドリーで健康を保つためによく運動をしていました。
ビクトリアの人は鹿を道路の神様と考えていて、鹿が道路を渡るときは車を停めるのだそうです。鹿のせいで仕事に遅刻することが普通にあると聞いて大変驚きました。また、住宅街では路肩駐車が合法であるなど、日本とは異なることがいろいろとありました。ホストファミリーと過ごすのは緊張しましたが、海岸や山に出かけてステイ初日を楽しく過ごすことができました。
◆4日目
今日は、ダウンタウンを案内してくれる現地の高校生とたくさん話すことを目標にしていました。ビクトリアの中心地であるインナー・ハーバー地区でもっとも目立つ建物は州議会議事堂とエンプレスホテルです。ともにフランシス・ラッテンベリーという建築家によって設計されたそうです。州議事堂では議会が開かれていました。傍聴席から覗くと、議員達は賛成するときに、机を叩いたり拍手をしたりしていました。ビクトリアの建物はすべてが美しく、テーマパークにいるかのような印象を受けました。
◆6日目
今日の私のチャレンジは、バンクーバーでの最後の日を楽しむこと、できる限り英語を使うことの2つでした。日本のホテルとカナダのホテルのちょっとした違いに気づきました。日本では歯ブラシや歯磨き粉などのアメニティグッズがありますが、カナダにはありませんでした。ゴミの分別も丁寧で、日本より環境問題に関心があるのかなと思いました。
バンクーバー空港でティム・ホートンズのクッキーを買うと決めていましたが、見つけられなかったのでA&Wでカナダを代表する食べ物のプーティン(フライドポテトにチーズソースをかけたもの)を食べました。友達と2人でシェアしましたが、お腹いっぱいになりました。