4月15日～19日、中学１年生のオリエンテーションを、Ａ・Ｂ組、Ｃ・Ｄ組、Ｅ・Ｆ組、Ｇ組に分かれて富士吉田キャンパスで実施しました。このオリエンテーションは、１泊２日の行程の中でクラスメートや先生方との親睦を深め、集団での生活の仕方を身につけることを目的としています。

オリエンテーションの内容は、大きく分けて３部構成になっています。初日は午前11時頃に富士吉田キャンパスに到着。第１部では近隣の恩賜林公園に行き、まずは元気に体を動かして親睦を深めました。今年はどの回も晴天に恵まれて、外での活動を楽しむことができました。

続く第２部は、親睦からさらに一歩進んだ仲間づくり活動が夕食をはさんで行われました。クラス内で数班に分かれて、「ある事件を解決する」という推理ゲームを行いました。このゲームでは、仲間と密にコミュニケーションをとらないと、事件を解決できません。犯人が誰なのかを協力して考えることで、自然と仲間と会話が弾むようになりました。

２日目の午前中に行われた第３部は、学級組織づくりのメンバー選出。学級委員に当たる「中央委員」の他、体育部、図書部など生徒会関連の「部」のメンバー、そして教科係を決めました。それぞれ立候補者を募り、複数の場合は立候補者たちがスピーチをし、その内容をクラスメートが評価して決定しました。

慣れない寮生活においても多くの場面で、自ら考えて行動していこうとする姿が見られました。緊張していた生徒たちも、このオリエンテーションを通して、明るく元気な、そして自ら考え行動できる「吉祥生」に一歩近づいたようです。