11月27日、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんをお迎えして「写真で伝える被災地、紛争地の声~中学生だからできること~」というタイトルの講演会を行いました。
16歳の時、友情レポーターとして初めて行ったカンボジアの体験から始まり、フォトジャーナリストとして訪れるようなった東南アジアや中東各国の情勢、そして最後は東日本大震災の被災地に話は及びました。舞台上を右へ左へと動かれ、生徒一人一人の顔を見て対話しているようなご講演のスタイルは、生徒達の心をすぐにひきつけました。途中、震災でご家族が犠牲になられたことに話が及んだときにはしんと会場が静まる場面もありましたが、終始笑いと歓声の絶えない講演会でした。
写真で伝える意義や使命を熱く語られ、生徒には中学生だからできることがあり、それが時に大人をも動かしていけるから自分の可能性を信じて行動につなげてほしいという力強いメッセージをいただきました。