11月25日(水)に、茨城大学人文社会科学部法律経済学科准教授の長田華子先生をお迎えして、「中学生に伝えたい服のはなし〜990円のジーンズがつくられるのはなぜ?〜」というテーマで講演をしていただきました。
バングラデシュの縫製産業で働く女性たちを調査・研究してこられたお話を通して、私たちが安価で手軽に購入できる洋服の裏側にはいくつもの悲劇が繰り返されていること、私たちの日々の生活が世界と密接につながっていることに気づかされました。そして、私たちはこうした現状をもっと知って、どのように行動したらよいかについて考えていかなければならないと考えさせられました。
長田先生は本校の卒業生でもいらっしゃいます。声なき声に耳を傾け、寄り添う姿勢を大切に研究活動を続けられている先生を、生徒たちも誇らしく思ったことでしょう。
ご講演のなかで紹介された本は、吉祥の図書館に展示されています。