11月18日から20日までの3日間、中学3年生は長崎と福岡への研修旅行に行ってきました。3日間とも好天に恵まれ、行きの飛行機が少し遅れるハプニングはあったものの、大きなトラブルもなく、充実した旅となりました。
1日目は、被爆者の方から直接お話を伺い、その後に原爆資料館を見学しました。道徳の時間を使って平和をテーマにした探究学習を進めてきたほか、現代文や地理、英語の授業でも長崎や原爆について学んできた生徒たち。その学びを活かしながら、被爆者の方の貴重なお話に真剣に耳を傾け、資料館の展示物をじっくりと見つめる姿が印象的でした。
2日目は長崎市内を班別に自由行動。各班がそれぞれ見学ルートを決め、稲佐山、出島跡、中華街、大浦天主堂、グラバー園などの観光名所を巡りました。昼食も自由だったため、本場の長崎チャンポンが特に人気を集めました。また、長崎の方々の温かい人柄に触れながら、地元の方々とのコミュニケーションも楽しんでいたようです。坂の多い長崎を歩き回った生徒たちは、福岡に向かうバスの中ではぐっすり眠っていました。
3日目は、九州国立博物館と太宰府天満宮をクラスごとに見学しました。歴史や文化に触れた後、飛行機で東京へ戻りました。羽田空港で帰途につく生徒たちの表情には、クラスメイトとの絆を深め、充実した3日間を過ごした様子が感じられました。この貴重な経験が、これからの学びや成長につながっていくことを期待しています。