現在、カナダの姉妹校Queen Margaret’s School(QMS)に高校1年生4名が1年留学しています。1回目の留学レポートが届きましたのでご紹介します。
New Mediaは日本の国語にあたる授業です。短い英文を読んでディスカッションするという日本にはない授業スタイルです。体育では様々なスポーツに挑戦できます。1学期はフットボール(サッカー)、今はレスリングをしています。運動能力に優れた生徒が多く、皆とても積極的に授業に参加しているので刺激を受けています。数学は飛び級して11年生の数学に変更しました。家庭科では世界中の料理について学んでいます。動画を見たり先生の説明を聞いたりして、どのようにその料理が誕生したのかを地理的な視点から学んでいます。週2回調理実習があり、タコス、餃子、ミネストローネなどを作りました。留学生対象の英語の授業は、日本、中国、メキシコの生徒が受講しています。グループごとに会話をしたり、エッセイを書いたり、文法や単語を学んだりします。一つ一つの課題を先生が丁寧に添削してくださるので自分に足りないのは何なのかを把握することができます。社会科では、第一次世界大戦についてカナダの視点から学んでいます。知らないことや分からない単語があって初めのうちは大変でしたが、だいぶ慣れてきました。理科では宇宙について学びました。イオン結合や共有結合では元素の名前を全て英語で覚えなければいけないのかと思っていたのですが、試験には周期表などの持ち込みが可能と知ってとても驚きました。
課外活動は、学校でバザーを開催したときにボランティアとしてキッズブースの手伝いと片付けをしました。バザー関係者はフレンドリーで優しい方が多く、皆で協力してバザーを作り上げています。心温まるよい時間を過ごすことができました。
QMSの寮では食事、就寝、宿題など時間が決められているため、規則正しい生活を送ることができています。空き時間には友達と映画を見たりカードゲームで遊んだりしています。また、週末にはアイススケートやビクトリアでショッピングなど寮が企画するイベントがあるのでそれらに参加して楽しく過ごしています。
私は慎重派なので、少し流れに乗り遅れたり、すぐに決断ができないために後悔したりすることがこれまで何度かありました。失敗や恥を恐れて躊躇しないようにするのが自分の課題だと感じています。英語力はまだまだで、一番の課題は英語力を上げることです。空き時間に映画を見たり本を読んだり、寮の友達とたくさん会話したりしようと思います。もっと積極的に話しかけて現地生の友達をたくさん作りたいです。