Ipswich Girls’ Grammar Schoolの2学期が終わり、留学レポートが届きました。オーストラリアは今、冬休み中です。
【授業】
日本のようにHR教室に先生が来て教えてくださるのではなく、教科ごとに教室が決まっていて、生徒が毎時間移動します。2時間目と3時間目の間には、モーニング・ティー(おやつの時間)があります。授業は発言しやすい雰囲気で、みんなすぐに質問します。すべての教科で学期ごとにレポート課題や試験があります。一番大きな違いは、入学時に1人1台PCが配布され、どの授業でも情報機器を使用することです。こちらに来てから紙のノートや教科書を一度も使っていません。先生も黒板ではなく、PCに入力してそれをスクリーンに映して授業しています。
・数学…基本的な演習が中心で、日本のように応用問題は扱いません。計算機を使うのも当たり前なのですが、計算機の使い方がわからず戸惑いました。習熟度別クラスで、学年が4レベルに分かれています。
・化学…ほとんどが日本で既習済みでしたが、専門用語はわからないので辞書は必須です。NaOH水溶液滴定実験のコンテストに参加しました。オーストラリア全国でトップランクに入ったようです。
・体育…講義と実技の授業があります。少人数授業で面倒見がとてもよいです。バレーボールを通じて運動学習を行いました。運動学習についてパワーポイントで動画を作る課題があり、A評価をいただきました。
【課外活動】
バレーボール部に所属しています。日本の部活のように厳しくなく、初心者も多いです。音楽をかけながら楽しくバレーボールをしています。学期末に他校との交流試合もありました。
“Relay for Life”と呼ばれる有志のがん患者のための募金活動にも参加しました。飴の入った袋やラッフルチケットを売ったり、コートを走ったりボランティアチームで踊ったりしました。ラッフルチケットを売るために人に声をかけなければいけなかった時はとても緊張しましたが、なんとかやり切りました。
【寮生活】
寮では40人ほどの生徒が生活しています。そのうち半数は自宅が遠いオーストラリア人です。アジア人は4分の1程度です。寮は最近リフォームしたということで、大変きれいです。夕飯はダイニングホールでみんなでいただきます。私は同じ11年生のグループで食べています。夜に2時間、プレップと呼ばれる学習時間があります。しかし、課題が終わらず結局ずっと勉強していることが多いです。
【制服】
制服は学校の校章と寮生用のバッチとハウスグループのバッチの着用が義務付けられています。全校生徒が5つのハウスに分けられています(ハリー・ポッターの寮のような感じ)。私はConnellというハウスに属しています。陸上大会や合唱大会などハウス対抗の行事がよく開かれます。ピンク色でCと書かれているのがハウスグループのバッチです。