7月27日から8月10日までの15日間、第５回オーストラリアセミナーを実施しました。クィーンズランド州にある本校の姉妹校イプスウィッチ・ガールズ・グラマー・スクール（IGGS）で英語研修を行うセミナーで、今年は高校１年生22名、高校２年生2名が参加しました。IGGSは中学・高等学校のほかに附属小学校、幼稚園、保育施設が併設されている一貫教育の私立学校です（小学校までは男女共学、以後女子校）。

【参加生徒リーダーの感想より】

はじめの１週間は、現地の講師による英語の授業（ESL）を受けました。普段の英語の授業とは違い、相づちや会話を続ける言葉など、より生活に必要な英語力を身につけることができました。残りの１週間はスクールバディと一緒にIGGSの生徒たちが実際に受けている授業に参加しました。IGGSの生徒とは授業以外にも交流する機会が多くあり、とても刺激的な時間を過ごすことができました。今年度からホームステイの日数が増えたということで、最終日以外の14日間、IGGSの近隣にある家庭でホームステイをさせていただきました。はじめは上手く言葉を繋げない自分自身にもどかしさや不安を感じることもありましたが、それは本当の家族のように接してくれたホストファミリーの温かさによってかき消されていきました。

私が今回のセミナーで得られたものは、英語力はもちろん、積極性、コミュニケーション能力など多くあります。特に強く感じたのは、海外では「自分自身の意見」というものをはっきり持つことが求められるということです。行かなければよかったという後悔は一切感じさせないセミナーでした。ぜひ多くの方に参加していただいて、苦戦して自分の経験や糧にしてほしいと思いました。

（高１ Y.J.）