今年の夏休みに実施することになっていたオーストラリアセミナーでは、オーストラリアの名門クイーンズランド大学での講義体験を予定していました。
残念ながら新型コロナウィルスの影響でツアーは中止になってしまいましたが、クイーンズランド大学のオンライン講義に参加する機会をいただき、高1、高2生徒8名が参加しました。
以下のテーマで、5月10日にクイーンズランド大学の先生と日本の高校生が双方向対話型授業をリアルタイムで行いました。参加した生徒の感想を紹介します。
1時間目:『ポケットモンスター™』を題材に、応用物理学・細胞生物学の観点からポケモンは実際に創り出すことができるのかどうかを探る。
2時間目:「畑からフォークまで」 農業と食料生産について、公衆衛生・遺伝子組み換え食品・環境管理の観点から考える。
1時間目の講義は「ポケモンは科学的に存在できるのか」というテーマだった。ただ淡々と講義をきくのではなく、「どこが似ているか」など自分自身で考える形だったため、テーマにより興味が沸いた。スマートフォンのスクリーンの映像を表示する方法は、蝶の羽に色を表す構造からきていると知って驚いた。
2時間目の講義では、人口と農薬の影響などについて学んだ。想像以上に農薬が環境に悪影響を及ぼしていることがわかった。
どちらの講義も先生が興味を持たせるように話してくださったため、より理解を深めることができた。また、オンラインで同世代の日本人と英語で講義を受けるという貴重な体験ができてよかったと思う。
(高2 MHさん)