オンライン・マレーシア研修を実施しました

 

 

3月9日、10日にオンライン・マレーシア研修を実施しました。本校では従来3月にアジア研修ツアーを行っていますが、今年度は感染症拡大の影響で中止になったため、マレーシアとオンラインでつないで実施する形になりました。

1日目はマレーシアの国・文化・生活について学び、クアラルンプールのダウンタウンをライブでバーチャル散策しました。2日目は現地の私立学校REAL中等学校の生徒と交流しました。マレーシアと日本の女性が抱える諸問題や今後の見通しなどについてグループでディスカッションしました。参加した生徒の感想をご紹介します。


マレーシアが、すごく多民族国家であることに驚きました。街中にもたくさんの国の企業が出店していて、たくさんの人種の方が生活していることがわかりました。マレーシアは温暖で、花粉症もなく気候的にも過ごしやすいところであると同時に、自然豊かなところも素敵で、ぜひ行ってみたいと思いました。2日目は現地の中学生・高校生と英語でコミュニケーションをとる場面がありました。現地のスピードで話すので聞き取ることが精一杯でした。また、自分の意見を英語で伝えるのも大変でした。ディスカッションでは、相手の意見を英語で聞いて、自分の意見を英語で話すというのが難しく感じました。私は将来日本だけでなく世界でも働いてみたいので、今のうちから英語でディスカッションをすることができて良い経験になったと思います。(高1)


周りから推されて班長を務めましたが、1日目のIce Breakや2日目のまとめ発表をした時にとてもやりがいを感じました。チームリーダーとして参加できてよい経験ができました。ディスカッションのテーマが発展的な内容だったこともあり、単語に苦戦しました。自分のわかる範囲の語彙でやり抜きましたが、伝わっているか不安なところもありました。マレーシアが多民族国家であることは事前課題で初めて知りました。噴水に象徴されるように、異文化理解が重要視されることが印象的でした。また、日本でもマレーシアでも女性の社会進出支援に一番必要とされるのは育児支援だと感じました。(中3)


自分より年下のマレーシアの生徒さんがディスカッション内容を綺麗にまとめて画面共有してくださり、ディスカッションに対する姿勢に刺激を受けました。思い浮かばない単語を違う単語で言い換えて伝えることが一番大変でした。これからは積極的に発言し、他の人の意見をまとめながら聞くように心がけたいです。また、初めて目にするローカルフードなどいろいろなものに触れて異文化体験を積極的にしていきたいと思います。将来、マレーシアで働いてみたいと思いました。(中3)


 

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