Miss Porter’s School(MPS)での留学生活も早くも半年以上が過ぎました。現在春休み中で、残すはあと約2ヶ月です。冬のコネチカットは、日照時間がかなり短くて雪が多く、気温は氷点下で、東京生まれ東京育ちの私には想像を絶する気候でした。ようやく春らしくなってきて一安心です。
冬学期の授業はかなり努力が必要な難しい科目もありました。歴史ではアメリカの黒歴史について学びました。原住民は植民地時代にどのように扱われたのか、そして奴隷制度はアメリカの現代社会にどれほど影響を与えているのかなどについて、グループで歴史書を読み解き、歴史的事実について議論をしました。解剖学のような人体の知識についての授業は専門用語が難しかったですが、大変興味深く、骨・軸骨格・付属肢の骨格・関節・筋肉・心血管系・心臓解剖等を学び、骨の病気と病気のリハビリテーションプランについて発表しました。テクノロジーの授業では、プログラミング、Webサイトの作成、3Dプリンターを使った設計とビジネス設立などの実習を行いました。いわゆる知識を身につける学習とは異なる取り組みでしたが、すぐに慣れて貴重な経験になりました。
放課後はスカッシュに挑戦し、和やかな雰囲気の中で楽しく技術を向上させることができました。図書館はおしゃれで落ち着く空間で、私のお気に入りの場所になっています。アメリカは田舎であっても日本のように一人で自由に外出できる環境ではないのですが、それでも休日に学校近くの喫茶店やショッピングモールに友達と一緒に出かけたりしてリラックスしました。
春学期の抱負としては、この学期が留学生活最後になるので、たくさんの人と交流を深め、勉強にも一層力を入れて後悔のないように過ごしたいです。自分の価値観そして自分自身の決断を信じてタフに取り組むことを忘れずにいようと思います。また、計画的に学習することを忘れがちなので、タイムマネジメントを意識して初心を忘れないようにしたいです。