11月24日(日)、「東京科学大学(理工学系)一日体験入学2024プログラム」が大岡山キャンパスで開催され、高1、高2の希望者12名が参加しました。このイベントは東京科学大学を目指す女子学生を対象としており、全体で100名以上の参加がありました。
午前の部では、物質理工学院応用科学系の中薗和子准教授による模擬講義「力を合わせる分子たち」を受講しました。この講義では、高校で学ぶ有機化学の先にある最先端の研究に触れることができ、東京科学大学での実験における手厚いサポート体制に感銘を受けました。また、ナイロン合成で糸を作るコンテストなど、大学での学生生活の一端を垣間見ることができました。
昼の部では、昨年新設された「つばめテラス」で座談会が行われました。前半ではランチを楽しみながら、参加者12名と本校卒業生である東京科学大学2年生の先輩3名が懇談し、大学の紹介や受験についてのアドバイスをいただくなど、有意義な1時間を過ごしました。後半は、希望する学院ごとに分かれて再び座談会が行われ、他校の生徒と交流しながら先輩方の体験談を聞くことで、入学後の生活をより具体的にイメージすることができました。
午後の部では、工学院機械系の岩附信行教授による実習講義「飛び出せ工学君! 2足歩行ロボットの脚機構を創る!」に参加しました。講義後のロボット脚機構作りでは、苦戦しつつも熱中し、時間があっという間に過ぎました。モーターの数を少なくしつつ効率的な機構を設計する難しさを体感し、高校で学ぶ幾何学との繋がりを理解することもできました。
この1日を通じて、東京科学大学の魅力を存分に感じることができ、知的好奇心が刺激される、非常に充実した時間を過ごすことができました。