11月5日(土)の午後、「守屋留学生交流会」を実施しました。
本校とゆかりの深い帝国書院では、「守屋留学生交流協会」を創設し、アジア諸国から来日した外国人留学生に奨学金や学習の支援、文化交流などを行っています。この会は守屋留学生と吉祥生が、同じアジアの学生として文化交流をする機会を持ち、相互に理解を深め、お互いの自己探求や進路模索に役立てることを目的として実施しています。
今回は台湾出身で、日本語教育を日本の大学院で学んでいる林 子涵(りん しかん)さんにお話を伺いました。大変充実した時間を過ごすことができました。以下は参加した生徒の感想です。
■今回初めて台湾の方のお話を聞いて、日本の文化との違いを知ることができて良かったです。また、日本語を学ぶ際に日本のアニメやドラマを見てシャドーイングしたと聞いて、私も英語の勉強で実践したいと思いました。(中学1年生)
■台湾の様々な文化や生活の様子を聞くことができてとても楽しかったです。新型コロナウイルス感染症が収まったら、林さんがおすすめしてくださった台湾の観光地にぜひ行ってみたいです。今回は、実際にその土地で長く暮らさないと分からないような様々なお話を聞くことができて、大変勉強になりました。また、外国の方々から見た日本の印象なども興味深かったです。来年の交流会もぜひ参加したいです。(中学1年生)
■台湾の人形劇「布袋戯(ほていぎ)」は人形同士が戦ったり、人形が棒を振り回したりと、アクロバティックな動きが多く、日本の人形浄瑠璃とは全く別のもので驚きました。いつか生で見てみたいと思いました。台湾の学校についてのお話で、昼寝が義務化されていると知って驚くと同時に、少しうらやましいと思いました。また、台湾の中学校や高校では勉強が忙しく、部活をしている暇がないと知り、台湾の中学生たちはそんなにも頑張っているのだから、私ももっと頑張らなければいけないと思いました。台湾の人たちが日本のアニメやアイドルが好きと聞いて、とても嬉しかったです。しかし一方で、日本人は冷たい、日本は想像と違ってゴミのポイ捨てなどもあって町が汚いと思われていると知った時は恥ずかしかったです。自分の些細な行動が国のイメージに関わってきてしまうと知り、私も自分の行動を改めなければと思いました。(中学2年生)