「鶯谷、日暮里、谷中、千駄木界隈の下町文学散歩」 案内 萩原茂 教頭先生
平成28年6月11日(土)の午後、25名が参加して文学散歩が行われました。
今回は鶯谷から日暮里、谷中を経て千駄木までがコース。最初に鶯谷駅から5分ほどの所にある書道博物館を訪れ、中村不折の書や洋画を見学しました。不折はとても多彩な才能の持ち主で「吾輩は猫である」の挿絵や新宿中村屋の看板もかいています。書道博物館の向かいには正岡子規の旧居・子規庵があり、書道博物館の見学を早めに終え、見学している人もいました。
そこから日暮里に歩を進め、羽二重団子の向かいの善性寺では石橋湛山と横綱双葉山の墓前にお参りをしました。その向かいの羽二重団子でおいしいお団子を頂き、谷中方面へ。本行寺や幸田露伴旧居跡を見学した後、谷中ぎんざを通り、最終目的地の森鴎外記念館に到着。まずはモダンな瀟洒な建物に感激し、展示内容にも大満足でした。
萩原先生の興味深く、ユーモア溢れる解説で、晴天の下、今年も文学散歩を終えることが出来ました。