3月3日(土) 雛祭りの日に、祥文館にて釣り釜茶会が開かれました。
大広間での八寸は、海の物に鮪叉焼、山の物に菜の花を出して頂きました。茶道の先生が日本酒を注いで下さりながら、床の間に飾ってあるお扇子には「相見可々笑」とあり、扇子の竹と犬という漢字を合わせて「笑」という文字にしているお話などをしてくださいました。
お茶室では吉祥茶道部の卒業生がお点前をして下さり、茶道の先生方は、優しく見守っていらっしゃいました。
床の間に飾られた紅白の椿は、お内裏様とお雛様を表され、桃やお雛様の模様の茶碗、今年は戌年なので高台のところに肉球がある茶碗などが使われていました。
お茶会のひとつひとつに、茶道の先生方がきめ細やかに丁寧に準備して下さったことが伝わってきました。和やかで吉祥らしい気品に満ちた淑美茶会に参加出来たことを幸せに感じました。